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保険に関するさまざまなお役立ち情報を提供するブログ
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日本では、国民皆保険制度ということで、
すべての国民は何らかの健康保険に入らなければならない、
ということになっています。
けれども、保険料の滞納などにより、保険証を取り上げられて、
無保険の状態になっている人がいるのも事実です。

国民健康保険は、国と市町村の助成金と、
加入者からの保険料によって成り立っています。
近年、高齢化と低所得化などで医療費の高騰が起こり、
それに合わせて保険料も高くなってきています。
保険料が高くなると、支払えずに滞納する人が多くなります。
そして、国民健康保険の財政も危機的状況となっています。

また、国民健康保険制度において問題となっているのが、
保険料の地域による格差です。
国民健康保険は国ではなく各市町村によって運営されています。
ですから、保険料は加入者の住んでいる地域ごとに違います。
保険料に地域格差が起これば、
患者さんの支払い能力による医療格差となって表れます。
そして、保険料を払えずに滞納し続けると、
保険証を取り上げられてしまうことにもなってしまいます。

住んでいる地域によって、
医療を受けられる人と受けられない人がいる。
このような状況は一刻も早くなくして欲しいものです。
年金についても同じですが、国民健康保険についても、
誰もが皆、この国で安心して健康に暮らせるために、
制度の見直しや改革が求められているのではないでしょうか。
 

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